青空文庫

「畑の祭」の感想

畑の祭

はたけのまつり

北原白秋40

書き出し

山景崖の上の麦畠真赤なお天道さんが上らつしやる。やつこらさと鍬を下ろすと、ケンケンケンケン……鶺鴒めが鳴きくさる、崖の上の麦畠、天気は快し、草つ原に露がいつぱいだで、そこいら中ギラギラしてたまんねえ。九右衛門さん、麦は上作だんべえ、蚕豆もはぢきれさうだ。ええら、いい凪だな、沖ぢやまだ眠つてゐるだが、俺ちの崖の下は真蒼だ、——そうれ、また、さらさら、ざぶん、ざぶん、んん……尖んがり岩に波がぶつかる、

2024/04/28

19双之川喜41さんの感想

 三崎の 諸磯神明宮の 祭礼は 上に 人形 下段に お囃子の 一座を 載せて 山車が 練る。畑の 山道は 車幅よりも 狭いので 車は はみ出し 上方の 覆いかぶさる木を 構わず へし折るので バキバキと 賑やかなこと この上ない。あの 有名な (城ヶ島の雨)が 詠まれた地でもあり 詩情溢れると 感じた。

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