青空文庫

「寒中滞岳記」の感想

寒中滞岳記

かんちゅうたいがくき

(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)

(じゅうがつついたちよりじゅうにがつにじゅういちにちにいたるはちじゅうににちかん)

初出:「富士案内」春陽堂、1901(明治34)年8月

野中26

書き出し

玄冬の候、富士山巓の光景は、果して如何なるものなるべきや。吾人の想像以上なるべきか、これを探※して以て世に紹介せんことは、強ち無益の挙にあらざるべし、よって予はここに寒中の登岳を勧誘せんと欲するに臨み、先ず予が先年寒中滞岳中の状況を叙述して、いささか参考に供する所あらんとす、既に人の知る如く、富士山巓は木の葉一枚だになき、極めて磽※なる土地なれば、越年八月間の準備は、すこぶる多端なりし、しかも平地

2024/11/08

時間旅行者さんの感想

『芙蓉の人』 新田次郎  を読み、改めて野中氏、御本人の手記を読む必要を感じて 気象観測の発展を願い、冬の富士山に滞在しようと考えた野中氏は偉人だ そして野中氏を案じて同行した妻の千代子氏は観音様だ

2021/05/05

19双之川喜41さんの感想

 墓参してから 夫婦で 富士山に観測のため 登る。 命懸けで成し遂げる。 強い意思と 実行力には圧倒される。 こんなに偉い人達が きわだつ業績を残した 日本という国に敬意を 感じた。

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