しろいひかりとうえののかね
初出:「新小説 明治四十四年十二月号」春陽堂、1911(明治44)年12月
書き出し
私は『白い光り』と『上野の鐘』の二題に就いて、ざっと荒筋丈けをお話しようと思う、真に凄い怖いというようなところは、人々の想像に一任するより外は無い。それに何うもこの怪談というやつは再聞のことが多い。その中でもまだあまり人に話したことのない比較的最も深い印象を与えられたものというと、突嗟の場合先ずこの二題を推す。美術学校創立当時の話であるから、まだ話としては新しい部に属する。その頃日本画の生徒に中国…
8eb05d040692さんの感想
そこまで怖くないと思っていたけど、リアルさもあって後からじわじわと来る