青空文庫

「愛読書の印象」の感想

愛読書の印象

あいどくしょのいんしょう

初出:「文章倶楽部 第5年第8号」1920(大正9)年8月1日

創作背景文学不信自己認識分析的回顧的

書き出し

子供の時の愛読書は「西遊記」が第一である。これ等は今日でも僕の愛読書である。比喩談としてこれほどの傑作は、西洋には一つもないであらうと思ふ。名高いバンヤンの「天路歴程」なども到底この「西遊記」の敵ではない。それから「水滸伝」も愛読書の一つである。これも今以て愛読してゐる。一時は「水滸伝」の中の一百八人の豪傑の名前を悉く諳記してゐたことがある。その時分でも押川春浪氏の冒険小説や何かよりもこの「水滸伝

2022/11/24

鍋焼きうどんさんの感想

文豪も庶民的な作品を愛読していたのだと知る。樗牛などさもありなん。

2019/10/29

19双之川喜41さんの感想

 「西遊記」  「水滸伝」芥川は 百八人の豪傑の名を 暗誦していた。  「自然と人生」徳富蘆花  「平家雑感」樗牛  「日本山水論」小島鳥水  「猫」«夏目さん»  「風流線」鏡花  「あられ酒」緑雨  「ジャンクリストフ」  「アンナカレニナ」 一人だけ 漱石を さんづけにしているのは さもありなんと 思わす。

2017/03/26

芦屋のまーちゃんさんの感想

夏目さんの「猫」という表現が良い。 ワガハイハ・・・・・・デアル。 というタイトルになる前のヤル気のない作品を芥川は読んでいたようだ。

1 / 0