ほんやくせいぞうかぶしきがいしゃ
初出:「改造」改造社、1927(昭和2)年7月号
書き出し
器械を一とまはしガタリと動かすと幾個かの字が出て来る、また一とまはしガタリと動かすと、また幾個かの字が出て来る、幾度かそれを繰りかへして居ると、沢山の字が集つて来るから、それを並べると、立派な学問が出来上る。これが誰れでも知つて居るガリヴア巡島記で、スヰフトが書いて居るラガトオの大学の記事である。が、これにも増して容易にまた簡単に出来るのものは今日の吾が翻訳である。西洋のある名ある書物を始めて翻訳…
2ae781e1191fさんの感想
翻訳の考え方について共感できるところもあれば、できないところもあり。飛行機や百貨店も外国からの翻訳の産物、気分訳と逐字訳などは面白いと思った。