ぎょうこつき
07 伊佐行乞
07 いさぎょうこつ
書き出し
六月廿日(伊佐行乞)朝あけの道は山の青葉のあざやかさだ、昇る日と共に歩いた。いつのまにやら道をまちがへてゐたが、——それがかへつてよかつた——山また山、青葉に青葉、分け入るといつた感じだつた、蛙声、水声、虫声、鳥声、そして栗の花、萱の花、茨の花、十薬の花、うつぎの花、——しづかな、しめやかな道だつた。途中行乞しつゝ、伊佐町へ着いたのは一時過ぎだつた、こゝでまた三時間ばかり行乞して、どうやかうやら、…
19双之川喜41さんの感想
裏山の抱き合い心中の死体は 男は80で女は40 とあり 哀れんでいる。 自らの亂作を 諌めて 俳句製造機みたいだと 自戒してる。