青空文庫

「雑信(二)」の感想

雑信(二)

ざっしん(に)

初出:「椋鳥会『初凪』」1913(大正2)年1月

書き出し

△今朝、思いがけなく本集をうけとりました。前集ほど振っていないという評には誰も異議はありますまい。句が総じてダレています。無理に拵えたらしい痕跡があります。△私は此度もまた出句することが出来ませんでした。自分は出句もしないで、こういう勝手な文句を並べる——実は済まない、不都合千万だと思います。併し詮方がありません。私には今の処どうしても句が作れません。句作の余裕——句材があってもそれを句として発表

1 / 0