青空文庫

「赤い壺(二)」の感想

赤い壺(二)

あかいつぼ(に)

初出:「層雲 大正五年二月号」1916(大正5)年2月

書き出し

自分の道を歩む人に堕落はない。彼にとっては、天国に昇ろうとまた地獄に落ちようとそれは何でもない事である、道中に於ける夫々の宿割に過ぎない。優秀な作品の多くは苦痛から生れる。私は未だ舞踏の芸術を解し得ない。私は所謂、法悦なるものを喋々する作家の心事を疑う。此意味に於て、現在の私は『凄く光る詩』のみを渇望している。涙が涸れてしまわなければ、少くとも涙が頬を流れないようにならなければ、孤独の尊厳は解らな

2018/02/12

gnosaさんの感想

芸術家は苦しみの中から芸術を生み出す。一生それを実践したのが著者。

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