青空文庫

「差押へられる話」の感想

差押へられる話

さしおさえられるはなし

菊池6

書き出し

私は、所得税に対して不服であつた。附加税をよせると、年に四百円近くになる。私は官吏や実業家のやうに、国家の直接な恩恵を受けてもゐないのに、四百円は、どんな意味からでも、取られすぎると思つた。文士など云ふ職業は、国家が少しも歓待もしなければ、保護奨励もしない。奨励しないどころか、発売禁止だとか上演禁止だとかで脅してゐながら、その上収入に対して、普通の税率を課するのは、怪しからないと思った。私の昨年の

2024/01/22

8702fcaf2228さんの感想

草ですよ

2022/10/29

鍋焼きうどんさんの感想

没後何十年経っても著者の小説は売れ、所得に対する税金が発生している。自分には一銭も入ってこないのにとさぞや天国で憤慨しているだろう。

2016/03/02

7b24beb875ccさんの感想

なる程、なる程。所得税を不服とするなんて作家先生にしては面白い。安定した収入なんてサラリーマンにだって何の保証もないさ!!

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