青空文庫

「窓」の感想

まど

初出:「晩夏」甲鳥書林、1941(昭和16)年9月20日

書き出し

※バルコンの上だとか、窓枠のなかに、一人の女がためらつてさへゐれば好い……目のあたりに見ながらそれを失はなければならぬ失意の人間に私達がさせられるには。が、その女が髮を結はうとして、その腕をやさしい花瓶のやうに、もち上げでもしたら、どんなにか、それを目に入れただけでも、私達の失意は一瞬にして力づけられ、私達の不幸は赫くことだらう!※お前は、不思議な窓よ、私に待つてゐてくれと合圖してゐる、既にもうお

2025/07/17

艚埜臚羇1941さんの感想

  感性を 解き放ち 窓の 形にしていく 恐るべき 詩人 魂と 感じた。どこかで 習得して 身につく ような 修練とは  異質なる 持ち味と 言うべきか。

2018/09/29

いちにいさんの感想

作者の視点はどこだ? 一軒家の窓ではないな! アパートの上層階の窓 作者は隣のアパートからその窓を見ている、。 見下ろしているわけでも、見上げているわけでもなく、視点レベルは同じであろう、、。 距離感はどうだ? 相手に気づかれず、肉眼で見れる距離 50mと推定、、。 ヒッチコックの映画のワンシーンを彷彿させる光景?

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