青空文庫

「さらにふたたび」の感想

さらにふたたび

さらにふたたび

初出:「胡桃 夏季号(創刊号)」赤坂書店、1946(昭和21)年7月10日

書き出し

さらにふたたびライネル・マリア・リルケRainer Maria Rilke堀辰雄訳さらにふたたび、よしや私達が愛の風景ばかりでなく、いくつも傷ましい名前をもつた小さな墓地をも、他の人達の死んでいつた恐ろしい沈默の深淵をも知つてゐようと、さらにふたたび、私達は二人して古い樹の下に出ていつて、さらにふたたび、身を横たへよう花々のあひだに、空にむかつて。底本:「堀辰雄作品集第五卷」筑摩書房1982(昭和

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