青空文庫

「新人紹介」の感想

新人紹介

しんじんしょうかい

初出:「読売新聞」1929(昭和4)年1月26日

辰雄1

書き出し

新人紹介堀辰雄一、履歴、僕は千九百四年十二月東京に生れた。芥川龍之介は僕の最もよき先生だつた。彼の死くらゐ僕を感動させたものはない。彼の死後、まもなく、僕はひどい肺炎にかかり、長いあひだ生と死との間にあつた。僕の肉體はやがて恢復した。しかし僕の氣持はまだ生と死との間をためらつてゐる。その時分僕は僕の友人等に自殺するだらうと噂されたものだ。さういふ死の境地から僕を救ひ上げたものは僕自身の製作欲である

2021/01/05

人間さんの感想

これだから、堀辰雄は素晴らしい作家なんだよな。

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