青空文庫

「ノンシャラン道中記」の感想

ノンシャラン道中記

ノンシャランどうちゅうき

06 乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻――

06 らんしのなおう ――アルルうしずもうのまき――

初出:「新青年」1934(昭和9)年6月号

久生十蘭37

書き出し

一、ココナットから象が出る馬耳塞の朝景色。マルセーユの旧港。——この四角な、鱒の孵化場のようなもののなかには、あらゆる船舶の見本と、あらゆる国籍が詰め込まれている。二本檣のゴエレット船、地中海の三角帆船、マルタ島のトロール船、バクウの石油船。そうかと思うと古風な三檣砲艦なんてのもいる。だから、独逸の潜水艦だってそのへんの水の中にくぐっていないわけのものではない。国籍の方はあげて数えるのも愚かである

2022/10/17

2762415ce5eeさんの感想

このシリーズ愉快だなぁ

1 / 0