青空文庫

「ノンシャラン道中記」の感想

ノンシャラン道中記

ノンシャランどうちゅうき

05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――

05 タラノおんど ――コルシカとうのまき――

初出:「新青年」1934(昭和9)年5月号

久生十蘭30

書き出し

一、虎は人を恐れ人は虎を恐る。ニースのランピヤ港を出帆したM・Q汽船会社の Bon Voyage 号は『三百法コルシカ島周遊』の粋士遊客を満載し、眠げなる波の夢を掻き乱しながら、シズシズと春の航海を続けてゆく。するとここに、上甲板の日よけの下に座を占め、ミシュラン会社の二十万分の一の地図の上に額を集め、しきりに論判する男女二人の若き東洋人があった。男子なる方は、派手なゴルフ服に黒の風呂敷包みを西行

2022/10/13

2762415ce5eeさんの感想

後味良すぎる

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