青空文庫

「凍雲」の感想

凍雲

とううん

初出:「婦人文芸」1934(昭和9)年6月号

書き出し

秋田市から北の方へ、ものの一時間も汽車に揺られてゆくと、一日市という小駅がある。ここから軌道がわかれていて、五城目という町にいたる。小さな町である。封建時代の殻の中に、まだ居眠りをつづけているような、どこやら安閑とした町である。現に、一日市で通っている駅名も、元々、この町の名で呼び慣らされていたものだったけれども、いつのまにか奪取れてしまっていた。居眠りをしていたせいである。居眠りをしながら、この

2020/12/30

19双之川喜41さんの感想

 金の貸し借りの 縺(もつ)れから  身重の娘を  婚家から  無理に 実家に 引き上げてしまうので  残された夫は  様々な手を打つけど  うまくいかず  最後は 夫は  乳飲み子を  押し付けられてしまうのである。 村人の描写が  巧みであると感じた。

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