青空文庫

「闘牛」の感想

闘牛

とうぎゅう

初出:「新趣味」1922(大正11)年12月

国枝史郎26

書き出し

一明日は闘牛の初日というのでコルドバの町は賑わっていた。闘牛場に近い旅館の一つ——「六人の若い海賊」と呼ばれる広大な旅館の一つの部屋に一人の若者が宿を取った。商人とも見えず官吏とも見えず、と云って勿論軍人でも無い得体の知れない人物で服装なども醜かった。それで、旅館の支配人はボーイに眼くばせを呉れて置いて、ホテル中一番貧弱な室へ不性無性案内したのであった。そうして置いて支配人は尚腹の中で斯う思った。

2019/11/07

19双之川喜41さんの感想

 サラセンの首飾りを 誰がどこに隠したかが この謎解きものの 肝となる。 私のささやかな記憶では  ほとんど  他に類のない  意表を突く場所に 隠されるので  そこそこ  楽しめると感じた。

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