青空文庫

「雪だるまの幻想(ラジオ・ドラマ)」の感想

雪だるまの幻想(ラジオ・ドラマ)

ゆきだるまのげんそう(ラジオ・ドラマ)

初出:「ラジオ小劇場」NHK、1952(昭和27)年1月17日放送

岸田国士19

書き出し

音楽少女たちの合唱(歌の節にならぬやう、遠くより次第に近く)雪の降る日わたしたちは眼覚め雪の消える日わたしたちは眠る悲しみもなく怒りもなくよろこびもなくただ静かにわたしたちは息づき風に舞ひ大地にいこふ雪はわたしたちのいのち雪はわたしたちのよそほひ白く冷くもろくそーつとそーつとわたしたちはひとりぽつちのひとと話をする少女Aあのおぢいさんはどうだらう?いつも、ひとりつきりで、川つぷちの小屋にすんでゐる

2015/08/15

イリュージョン亭チェリスさんの感想

人ならざる物も、ラシマオドラマなら容易に表現できる。 雪に包まれて人が消える、という美しさ。

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