青空文庫

「私の社交ダンス」の感想

私の社交ダンス

わたしのしゃこうダンス

久米正雄14

書き出し

確かジムバリストの演奏会が在つた日の事だつたと思ふ。午後四時頃、それが済んで、帝劇を出た時は、まだ白くぼやけたやうな日が、快い柔かな光で、お濠の松の上に懸つてゐた。音楽の技巧的鑑賞には盲目だが、何となしに酔はされた感激から、急にまだ日の暮れぬ街路へ放たれた心持は、鳥渡持つて行きどころがない感じだつた。「さて、どうしようか。」と、僕たち二三人は行きどころに迷つてゐた。そして、此の興奮を抱いて、ムザ/

2025/08/08

艚埜臚羇1941さんの感想

  私は かなり そのむかし ダンスを 九段の あたりに 学生時代に 習いにいった ことはある。その 先生は あまり 痩せては いない 中年の 女性で 動きが 合わないので 何となく 荷車を 押しているような 情けない 気がした こと だけは 覚えている。谷崎潤一郎も 踊っていたようで 眺めて みたかったと 想った。

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