青空文庫

「酒渇記」の感想

酒渇記

しゅかつき

佐藤垢石24

書き出し

一近年、お正月の門松の林のなかに羽織袴をつけた酔っ払いが、海豚が岡へあがったような容でぶっ倒れている風景にあまり接しなくなったのは年始人お行儀のために、まことに結構な話である。また露地の入口に小間物店を開いた跡が絶えて少なくなったのも衛生上甚だ喜ばしい。それというのは、ご時世で物の値が一帯に高くなり酒ばかり飲んでいたのでは生活向きが立たなくなるという考えが、飲み放題のお正月へも影響してお互いに控え

2025/01/29

8eb05d040692さんの感想

古今東西の酒にまつわる話に落ち着く。作者自身が酒を辞めたくても辞めれず、飲めば酒に呑まれてしまうのは酒呑みのあるあるなのかも。

1 / 0