青空文庫

「石を食う」の感想

石を食う

いしをくう

初出:「釣趣戯書」三省堂、1942(昭和17)年

書き出し

岩魚は、石を食う。石を餌にするわけではないが、山渓の釣り人に言わせると、一両日後に増水があろうという陽気のときには、必ず岩魚は石を食っている。岩魚の腹を割いて、胃袋から小石が出たならば、近日中に台風がくるものと考えてよいと、まことしやかな顔をするのである。それは、ほんとうかどうか知らない。だが、小石をまとめた筒の巣のなかに棲んでいる川虫を、石筒のまま岩魚が呑み込んでしまうのは事実である。虫を消化す

2026/02/07

df28d9bd800fさんの感想

獰猛で悪食な魚って意外と多い

1 / 0