青空文庫

「二十六夜」の感想

二十六夜

にじゅうろくや

宮沢賢治52

書き出し

*旧暦の六月二十四日の晩でした。北上川の水は黒の寒天よりももっとなめらかにすべり獅子鼻は微かな星のあかりの底にまっくろに突き出ていました。獅子鼻の上の松林は、もちろんもちろん、まっ黒でしたがそれでも林の中に入って行きますと、その脚の長い松の木の高い梢が、一本一本空の天の川や、星座にすかし出されて見えていました。松かさだか鳥だかわからない黒いものがたくさんその梢にとまっているようでした。そして林の底

2025/08/10

f565736362d0さんの感想

こんどこそ幸せになってね。

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