かえるのゴムぐつ
書き出し
松の木や楢の木の林の下を、深い堰が流れて居りました。岸には茨やつゆ草やたでが一杯にしげり、そのつゆくさの十本ばかり集った下のあたりに、カン蛙のうちがありました。それから、林の中の楢の木の下にブン蛙のうちがありました。林の向うのすすきのかげには、ベン蛙のうちがありました。三疋は年も同じなら大きさも大てい同じ、どれも負けず劣らず生意気で、いたずらものでした。ある夏の暮れ方、カン蛙ブン蛙ベン蛙の三疋は、…
f565736362d0さんの感想
自分さえ良ければ…幸せな仲間を見ると羨ましい…業とはなんと厄介なものだろう…
矢部小路角三さんの感想
妬みの果ての結末 思えば野鼠の怒りから始まった因果応報 もう、誰も信じられない