青空文庫

「支那の明器」の感想

支那の明器

しなのめいき

書き出し

支那の明器會津八一私ほど名実の副はない蒐集家は無い。何か余程いゝものでも沢山持つて居るやうに云ひ囃やされながら、実は是れと云ふほどのものは何も持たない。小石川に住んで居る頃に——これは十数年も前のことだが——諸国の郷土玩具を集めたことがあつた。六百種もあつたかと思ふ。しかしこれは世間の玩具通などのするやうに、いろいろの変つた物を集めて自慢をするといふのでは無く、其頃しきりに私の考へて居た原始的信仰

2019/10/28

19双之川喜41さんの感想

 題意は 墓に入れる 副葬品である。 ある村では 一村あげて 偽物造りに 従事しており 模造品に 古色を着けるために 数年間 土中に埋めて 泥まみれにして 売り捌くとか。 審美眼に 自信が無いなら 手を出すなと言う。

2016/08/08

2ae781e1191fさんの感想

題名の明器は中国のお墓に埋葬される土などで造られた人形、動物などのこと。コレクターもいて、値段もピンキリ。贋作も作られる。この贋作制作過程の記述が詳しいところが良かった。

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