青空文庫

「孫」の感想

まご

初出:「群像」1950(昭和25)年3月

書き出し

私のところに只今孫が二人居る。一人は昭和二十一年四月生れ、次ぎは昭和二十三年二月生れである。それゆゑ大きい方は今年数へ年五つになるわけだが、満で算へると年が減つて三つになり、小さい方は一つといふことになる。(この満で算へる新しい約束は、万国同等で、まことに結構である)。この満で算へる計算の方法は、まだ馴れないので、ここしばらくは不便のやうにおもふだらう。一般の人の心になじむまでには、五年や十年はか

2022/04/16

19双之川喜41さんの感想

 爺が死んだら 孫たちは さぞ嘆くだろうと思うのは 自己的想像に過ぎない。蜜柑ひとつが 亡くなったぐらいにしか 感じないのである。同感するしかない。

2021/11/03

阿波のケンさん36さんの感想

作者は2人の孫について書いている。作者は71歳で亡くなっているがその時上の孫でも7歳、作者の言わんとすること以上に孫の記憶には残っていないであろう。

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