青空文庫

「旅日記」の感想

旅日記

たびにっき

東海道線

とうかいどうせん

初出:「東京朝日新聞」1908(明治41)年7月8~14日

書き出し

社命を畏こまつて雲の彼方の露都を志し六月十二日雨持つ空の何となく湿つぽい夕弱妻幼児親戚の誰彼、さては新知旧識のなつかしき人々に見送られ新橋より大阪行の客となる。二十年来の知己横山天涯君統計好きの乾びた頭にも露の情けの湿はあつて同車して国府津まで見送られお蔭で退屈を免れたのは嬉しかつたが、国府津からは全くの一人となつてとうとう雨さへポツ/\降つて来た。隣席に一露人の観光の為来朝して今浦塩へ帰るといふ

2021/12/27

ac5bc03f2ca6さんの感想

随分とあっさりしてる。

2020/12/01

19双之川喜41さんの感想

 如何に 明治時代とはいえ 関西に行くのに 盛大な見送りをするのかなと 思っていたら 何のことはない 目的地は露国(ロシア)であり 神戸港から 錨をあげた。 隣席の露人がもたれ掛かるのを 日露持たれ合いなどと言う。

2017/03/22

b9ef941530ccさんの感想

二葉亭四迷の旅日記東海道線は、二葉亭四迷の大阪出立して、神戸から船で大連に向かいロシアのモスクワへ赴任する道中記。大阪へ下ると言うのはやはり東京中心観か。

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