青空文庫

「スポーツの美的要素」の感想

スポーツの美的要素

スポーツのびてきようそ

初出:「京都帝国大学新聞」1930(昭和5)年5月5日、21日、6月5日

中井正一22

書き出し

1スポーツが人々によって研究され始めたのは、それを遊戯の一部としてであった。遊戯論については多くの人々が関心をもっている。それを今類別するならば大体五つに分れるかと思う。まず第一は剰余エネルギー論というべきものである。シラーが『人間の美的教育論』にのべており、スペンサーがその『心理学原論』にのべ、ジャン・パウル、ベネケ、シェリー、グラント・アレン、カール・ミュラー、ハドソン、パウル・スーリアン等が

1 / 0