青空文庫

「無惨やな」の感想

無惨やな

むざんやな

初出:「オール讀物」1956(昭和31)年2月号

久生十蘭21

書き出し

一上野、厩橋(前橋)で十五万石、酒井の殿さま、十代雅楽頭忠恭は、四年前の延享二年、譜代の小大名どもが、夢にまであくがれる老中の列にすすみ、御用部屋入りとなって幕閣に立ち、五十万石百万石の大諸侯を、その方が、と頭ごなしにやりつける身分になったが、ひっこみ思案のところへ、苦労性ときているので、権勢の重石におしひしがれ、失策ばかり恐れて、ほとほとに憔れてしまった。失敗の前例は数々ある。四代、雅楽頭忠清は

2021/10/24

8702fcaf2228さんの感想

短い。凄まじい。美しい。

2021/10/09

阿波のケンさん36さんの感想

江戸時代、大義とはかくも壮絶なものであると思える作品である。

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