青空文庫

「黒い手帳」の感想

黒い手帳

くろいてちょう

初出:「新青年」1937(昭和12)年1月号

久生十蘭49

書き出し

黒いモロッコ皮の表紙をつけた一冊の手帳が薄命なようすで机の上に載っている。一輪※しの水仙がその上に影を落している。一見、変哲もないこの古手帳の中には、ある男の不敵な研究の全過程が書きつけられてある。それはほとんど象徴的ともいえるほどの富を彼にもたらすはずであったが、その男は一昨日舗石を血に染めて窮迫と孤独のうちに一生を終えた。この手帳を手にいれるためにある夫婦が人相の変るほど焦慮していた。けっきょ

2021/10/24

8702fcaf2228さんの感想

おもしろすぎた

2021/04/10

b53e79cfe52cさんの感想

賭博で勝ち続けた者はいるのだろうか?株式ではいる、アメリカのウオーレンパフェットなどの3大投資家がいるのだから。賭博の勝利の法則の探求…この本ではそれは死への道だった。でも面白いストーリーだったな。

2020/02/15

f04e867c16ebさんの感想

読み終わったら、心が締めつけられるほどの寂寥感を感じた。 簡単に手を下すこともできないし、簡単に自害することもできない。 これが人間なのだろうなぁ、と思う。

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