青空文庫

「犯人」の感想

犯人

はんにん

初出:「群像 第八巻第一号」1953(昭和28)年1月1日

坂口安吾32

書き出し

その山奥の村に殺人事件があった。被害者は日蓮の女行者でサヨといった。人見医師は駐在の里村巡査にたのまれて一しょに現場へ行った。役場や駐在所や医院などのある村の中心部から山を一ツ越した部落で、その部落でも一番端れの山際に孤立した傾いた小屋がサヨの住居であった。小屋の内部は、土間と、板の間にムシロをしいた一間と、それだけしかなかった。サヨはムシロじきの板の間のほぼ中央に、全裸の姿で、腹を鋭利な刃物で突

2019/10/27

19双之川喜41さんの感想

 金の代りに 体で払うという 良くない癖が 身についてしまつた女が 全裸で 殺されていた。 完成度のたかい 詩情も豊かな作品とは 思うけど 教員が 発狂するのは いささか 無理筋ではと 思ってしまった。

2017/06/06

99911a78259aさんの感想

無実であっても、精神的に弱いと追い詰められていくということが分かりました。

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