青空文庫

「日本の山と文学」の感想

日本の山と文学

にほんのやまとぶんがく

初出:「信濃毎日新聞 第二〇五七五号~二〇五七八号」1939(昭和14)年8月16日~19日

坂口安吾13

書き出し

(一)山の観念の変移我々の祖先達は里から里へ通ふために、谷を渉り、峠を越えはしたものの、今日我々が行ふやうな登山を試みる者はなかつた。支那の画家、文人等には山から山を遍歴し石涛のやうに山中の仙といふやうな生活ぶりの人達が相当居たといふことであるが、我々の祖先達にも山中歴日無しといふやうな支那の詩句が愛好され、山中に庵を結ぶといふやうな境地を愛した人は多いが、今日高山の登山になれた我々から見ると、い

2019/11/03

19双之川喜41さんの感想

 カチカチ山で 狸が 婆さんを殺し汁にして 翁にすすめるという物語りの 主点は残忍きわまりなく シヤルル-ペローの赤ずきんに 匹敵するという。 北越雪譜-竹取物語なども 挙げられていて 括り方が 斬新であると感じた。

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