木枯の酒倉から
こがらしのさかぐらから
聖なる酔っ払いは神々の魔手に誘惑された話
せいなるよっぱらいはかみがみのましゅにゆうわくされたはなし
初出:「言葉 第二号」1931(昭和6)年1月1日
坂口安吾約28分
書き出し
発端木枯の荒れ狂う一日、僕は今度武蔵野に居を卜そうと、ただ一人村から村を歩いていたのです。物覚えの悪い僕は物の二時間とたたぬうちに其の朝発足した、とある停車場への戻り道を混がらがせてしまったのですが、根が無神経な男ですから、ままよ、いい処が見つかったらその瞬間から其処へ住んじまえばいいんだ、住むのは身体だけで事足りる筈なんだからとそう決心をつけて、それからはもう滅茶苦茶に歩き出したんです。ところが…
2016/11/25
494b310c694eさんの感想
おれの家のかしの木と杉の木にもぺんぺん草がはえて要るが10センチ位にしかならないぺんぺん草と風蘭の違いがわからない?
1 / 0