青空文庫

「怪人の眼」の感想

怪人の眼

かいじんのめ

書き出し

小坂丹治は香美郡佐古村の金剛岩の辺で小鳥を撃っていた。丹治は土佐藩の侍であった。それは維新のすこし前のことであった。秋風が山の木の葉を吹いていた。丹治は岩と雑木に挟まった径を登って、聳え立った大岩の上へ出たところで、ふと見ると、直ぐ上の方の高い黒松の梢に一羽の大鶴がとまっていた。「おう、鶴がおるぞ」丹治の眼は思わず輝いたが、鶴を捕ることは禁じられていたので彼はしかたなく諦めたものの、まだ二羽位しか

2021/05/06

9741e0063ebbさんの感想

主人公は眼の持ち主かな?

1 / 0