青空文庫

「蔭ひなた」の感想

蔭ひなた

かげひなた

初出:「中央公論 第四十一巻第五号」中央公論社、1926(大正15)年5月1日

牧野信一40

書き出し

或る朝、私が朝飯を済ませて煙草を喫してゐるとAが来て、あがらないで、「君、直ぐ散歩へ行かう、早く早く、直ぐ仕度をして呉れ。君は斯ういふ服装は持つてゐないか?あゝ、さうか、無ければたゞの洋服でよろしい、大急ぎで着換へないか。」と、大変勢急に口走ると私の返事も待たずに玄関を出て、そこの露路を気忙し気に口笛を吹きながらあちこちと往復してゐるのです。見るとAは、鳥打帽子、バンドつきの上着、乗馬ズボン、さう

2021/06/07

19双之川喜41さんの感想

 東京の私線の 井の頭公園駅の 傍らの池のほとりで 日夜逆転している睡眠障害を持つ友人が 逆転を克服すべく とめどなく 喋り続けるのに付き合った話は面白い。 また 祖母から  柿は 満月に合わせて 甘くなったり  渋くなったりしていると 吹き込まれたの を 真に受けて  柿の木に登り いちいち歯を立ててみたと言う話しには 笑った。

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