青空文庫

「一ノ倉沢南稜」の感想

一ノ倉沢南稜

いちのくらさわなんりょう

松濤1

書き出し

パーティ丹羽(正吉)、松濤昭和十六年六月八日土合(六・〇〇)—南稜テラス(八・一〇〜八・三〇)—一ノ倉尾根のピーク(一四・〇〇〜一四・二〇)—土合(一七・〇〇)テラスに揃ってキジを撃ち、ここでアンザイレンしておもむろに取り付く。緊張しているにもかかわらず、闘志が一向ないので三ツ峠の悪場に取り付いているようだ。チムニー、その上の壁、大分手間どった。南稜が上部笹原に連なる付近は、直下に烏帽子沢を俯瞰し

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