青空文庫

「まぼろし」の感想

まぼろし

まぼろし

初出:「文藝春秋 オール讀物 第三巻第四号」文藝春秋社、1933(昭和8)年4月1日

牧野信一32

書き出し

一和やかな初夏の海辺には微風の気合ひも感ぜられなかつた。呑気な学生が四五人、砂浜に寝転んでとりとめもなく騒々しい雑談に花を咲かせてゐた。「ゆらのとをわたるふなびとかぢをたへゆくへも知らぬこひのみちかな——か、今となると既にもうあの頃がなつかしいな、いや、満里のところの歌留多会がさ。」「柄にもない眼つきをするない、こいつ!」「ところが俺には、れつきとした懐し味の思ひ出があるんだから大したもんだらう、

2020/09/16

19双之川喜41さんの感想

 いわば 青春 真っ盛り 小説であるけど  感興は 浅く 薄い。 女から 夜這いの 手引きを 告げられた学生は  有頂天になって指示通り 忍んで行くが 待っていた結末はという筋である。

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