青空文庫

「山峡の村にて」の感想

山峡の村にて

さんきょうのむらにて

初出:「河北新報」河北新報社、1931(昭和6)年6月24日、26日

牧野信一11

書き出し

一その村は、東京から三時間もかゝらぬ遠さであり、私が長い間住なれたところであつたが私は最早まる一年も帰らなかつた。恰度、一年前の今ごろ私はカバンを一つぶらさげて芝居見物に上京したまゝ——。それ故、またカバンを一つぶらさげて戻つて来た私達の姿を見出したロータスといふ村の酒場の娘は、「まあ、随分永い芝居見物でしたわね。」とうらみと苦笑をふくんだ鼻声で、私の妻の胸に両腕をかけてつぶやいた。「ね、奥さん、

2024/05/17

8eb05d040692さんの感想

後半はコントドラマのような感じになってます

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