青空文庫

「普請中」の感想

普請中

ふしんちゅう

初出:「三田文学」1910(明治43)年6月

鴎外12

書き出し

渡辺参事官は歌舞伎座の前で電車を降りた。雨あがりの道の、ところどころに残っている水たまりを避けて、木挽町の河岸を、逓信省の方へ行きながら、たしかこの辺の曲がり角に看板のあるのを見たはずだがと思いながら行く。人通りはあまりない。役所帰りらしい洋服の男五六人のがやがや話しながら行くのにあった。それから半衿のかかった着物を着た、お茶屋のねえさんらしいのが、なにか近所へ用たしにでも出たのか、小走りにすれ違

2021/03/15

19双之川喜41さんの感想

 題意は レストランと 日本が 共に 途上にあるというような 意味を 込めたようにも 感じる。 多分ドイツ人の女と 日本の男が 洒落た店で 食卓を囲み 何事もなく別れる話ではある。

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