青空文庫

「竜宮の犬」の感想

竜宮の犬

りゅうぐうのいぬ

書き出し

或田舎に貧乏な爺さんと、婆さんとが二人きりで暮してをりました。耕す畑も田もないから、仕方なく爺さんは楊枝、歯磨き、洗粉などを行商して、いくらかのお銭を取り、婆さんは他人の洗濯や針仕事を頼まれて、さびしい暮しをつゞけてをりました。すると或年の秋も末になり、紅葉が綺麗に色づき、柿の実があかく熟れて、風の寒い夕方、爺さんが商売から帰り途に、多勢の人が集まつて、何やら声高に罵り騒いでをりますから、何だらう

2020/11/10

19双之川喜41さんの感想

 正月に飾る繭玉(まゆだま)の由来に 辿り着くまでは 「鶴の恩返し」「浦島太郎」の翻案の様でもあるけど お約束の強欲婆さんなども登場して 無事に着地する 。 なかなか面白いと感じた。

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