青空文庫

「ゐろりの中の街」の感想

ゐろりの中の街

いろりのなかのまち

書き出し

ゐろりの中に街がある、かすかな足音きこえてる。ランプがともり、靄がある、庭の木などに壁などに。靄のなかから火がもえててらし出される部屋がある。屋根やご本も見えてゐる。みんな真赤にてらされる。ゐろりの中の街中の、塔の下かげ行く兵士。けれど私が見てるうち、兵士も光も消えてつた。かうと再び火がもえる。ふたたび街をてらしだす。ほうらこんどは谷もある。ほうら兵士が又見える。もえてる榾よ兵士らは、どこまで行く

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