青空文庫

「女流俳句を味読す」の感想

女流俳句を味読す

じょりゅうはいくをみどくす

初出:「花衣 創刊号」1932(昭和7)年3月

書き出し

本も沢山よまず何の学問もない私が、句評をするという事の僭越さは自分でもよく知っているが、之はただ私の勉強の為め、小倉の女流達の為め、何の理屈もなく味い感じ、学ぶ心持ちに他ならぬ。其点大方の寛恕を乞い私の味読のしかたに誤あらばドシドシ御教示仰ぎたい。独楽もつて子等上がりくる落葉寺立子独楽二つぶつかり離れ落葉中同あばれ独楽やがて静まる落葉かな同赤き独楽まはり澄みたる落葉かな同落葉中二つの独楽のよくまは

1 / 0