「新日本文学全集第三集・岸田國士集」あとがき
「しんにほんぶんがくぜんしゅうだいさんしゅう・きしだくにおしゅう」あとがき
初出:「新日本文学全集第三巻・岸田國士集」改造社、1940(昭和15)年7月20日
岸田国士約8分
書き出し
私は最初戯曲家として出発し、今でもその方が専門のつもりでゐるが、戯曲を書きつづけるためには、なにかしらもつと刺激がいるといふ気がする。芝居そのものに興味がもてるやうな状態でなければ駄目である。そこへいくと、小説の方は、少くとも新聞雑誌の長篇小説といふものは、引受けたら最後、責任を果すまでは、ある軌道に乗せられて、目に見えない力と取つ組みあつて行かねばならぬ。途中で息が切れさうになることもあるが、そ…
2020/01/13
2116171c348eさんの感想
文体が古いが、とても読んでよかった気持ちになった。最後の戯曲に対する作者の考えの変わり方は特によかった
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