青空文庫

「土神と狐」の感想

土神と狐

つちがみときつね

宮沢賢治25
異国情緒童話的ファンタジー自然と人間の冥通叙情的軽妙静謐

書き出し

(一)一本木の野原の、北のはづれに、少し小高く盛りあがった所がありました。いのころぐさがいっぱいに生え、そのまん中には一本の奇麗な女の樺の木がありました。それはそんなに大きくはありませんでしたが幹はてかてか黒く光り、枝は美しく伸びて、五月には白き雲をつけ、秋は黄金や紅やいろいろの葉を降らせました。ですから渡り鳥のくゎくこうや百舌も、又小さなみそさゞいや目白もみんなこの木に停まりました。たゞもしも若

2024/03/01

d_AIRainさんの感想

悲劇で終わるのがとても印象に残ります

2020/05/06

169506d1849dさんの感想

土神が嫉妬のために狐を殺して しまったシーンで、後悔した土神が 泣いたとき、なんだか土神がかわいそうになりました。

2019/09/30

19双之川喜41さんの感想

 女の樺の木は 土神の想いを知ってかしらずか 狐と神の双方の片想いを 楽しんでいたのかもしれない。 賢治の創作の中で 激情に駆られた 終末は あまり無いと 記憶しているので、ひかれるものがあると感じた。

2016/10/06

ayameさんの感想

土神と狐の樺の木の女神をめぐる恋物語。ラストが壮絶。土神は賢治なのだろうか。恋の切なさとどうしようもなさを感じた。

2015/05/17

568029aaec81さんの感想

宮沢賢治がこんな物語をかいてたと初めて知りました。ちょうど、夏目漱石の『こころ』を読んだあとだったせいか、一人の女性を二人の男性が想う悲劇として読みました。

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