青空文庫

「万葉集巻十六」の感想

万葉集巻十六

まんようしゅうまきじゅうろく

正岡子規10
作家の日常古典の翻案文学批評分析的厳粛

書き出し

萬葉集は歌集の王なり。其歌の眞摯に且つ高古なるは其特色にして、到底古今集以下の無趣味無趣向なる歌と比すべくもあらず。萬葉中の平凡なる歌といへども之を他の歌集に插めば自ら品格高くして光彩を發するを見る。しかも此集今に至りて千年、未だ曾て一人の之を崇尚する者あるを聞かず。眞淵の萬葉を推したるは卞和の玉を獻じたるに比すべきも、彼猶此玉を以て極めて瑕瑾多き者となしたるは、善く玉を知らざりしがためなり。眞淵

2024/04/09

19双之川喜41さんの感想

 漠然(ばくぜん)とした印象ではあるけど 子規は 舌鋒(ぜっぽう)鋭く 切って捨てるような 文章が 多いような 気がする。病のためかは 判らないけど 論点を 少なからず はっきりさせる 効用は あるように 思う。「恋力」なる 造語(ぞうご)で 恋の 悪戦苦闘(あくせんくとう)に 位(くらい)を つけてみるなどは ユーモア 溢れると 感じた。

2016/02/03

2ae781e1191fさんの感想

万葉集の歌の内容もコメディ要素の強いものが多く面白いのですが、著者のアンチ万葉集の批評家に対する万葉集擁護の意見もかなり面白いです。

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