青空文庫

「柳営秘録かつえ蔵」の感想

柳営秘録かつえ蔵

りゅうえいひろくかつえぐら

初出:「国民新聞」1926(大正15)年1月5日~15日

国枝史郎35

書き出し

1天保元年正月五日、場所は浅草、日は午後、人の出盛る時刻であった。大道手品師の鬼小僧、傴僂で片眼で無類の醜男、一見すると五十歳ぐらい、その実年は二十歳なのであった。「浅草名物鬼小僧の手品、さあさあ遠慮なく見て行ってくれ。口を開いて見るは大馬鹿者、ゲラゲラ笑うはなお間抜け、渋面つくるは厭な奴、ちんと穏しく見る人にはこっちから褒美を出してやる。……まず初めは小手調べ、結んでも結べない手拭いの術、おおお

2020/12/10

19双之川喜41さんの感想

 不義を働いた大奥の女たちを 閉じ込めて飢え死にさせるのが 餓え蔵でである。 何やら忍者のようでもある男が出てきて 縦横無尽に活躍する。 筋立てが凝っているので それなりに面白い。

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