青空文庫

「暖地の冬から山国の春へ」の感想

暖地の冬から山国の春へ

だんちのふゆからやまぐにのはるへ

初出:「新潮 第五十一巻第三号」1954(昭和29)年3月1日

書き出し

暖地の冬から山国の春へ岸田國士私は今湘南小田原の海岸近くに住んでゐるが、予期した通りの暖かさで、先日の大雪の日も、東京で無理をして品川からやつと電車を拾ひ、日が暮れて小田原の駅を降りると、驚いたことに、うつすらとしか雪の降つた形跡がない。梅の花も熱海や湯河原より少しおくれるだけで、二月にはいるともう見頃はとうに過ぎて、城跡の公園は朝から霜どけの道に悩まされるくらゐである。散歩の途中、住宅街の裏通り

2015/11/03

e7f8c2ab2f05さんの感想

岸田先生、小田原に住む。 亡くなるちょい前の文章か。

1 / 0