「へいわ」はっこうのじ
初出:「平和 一號」平和社(日本平和會)、1892(明治25)年3月15日
書き出し
過ぬる明治二十二年の秋、少数の有志相会して平和会なる者を組織せり。爾来同志を糾合し、相共に此問題を研究し来りしが、時機稍到来し、茲に一小雑誌を刊行して我が同胞に見ゆるの栄を得たるを謝す。平和の文字甚だ新なり、基督教以外に対しては更に斬新なり。加ふるに世の視聴を聳かすに便ならぬ道徳上の問題なり。然れども凡そ宗教の世にあらん限り、人の正心の世界を離れぬ限り、吾人は「平和」なる者の必須にして遠大なる問題…
b9ef941530ccさんの感想
北村透谷の「平和発行の辞」は、透谷の政治家としての考え。ここでもキリスト教を邪教視している。