じっこうてきどうとく
書き出し
人は地に生れたるものにして、天を家とするものならず、人生は社会周辺の事実に囲まれてあるものなれば、性行を経綸すべき倫理なるもの一日も無かるべからざるなり。社会は時辰機の如し、一部分の破損は以て全躰の破損となり、遂には運行を止むるに至るべし。之を以て孰れの邦国にも孰れの社会にも必らず何等かの倫理あるなり。近頃実際的道徳の要を知りはじめたる、我日本は、此際深く自ら省みざるべからず。然れども世間往々にし…
b9ef941530ccさんの感想
北村透谷の実効的道徳は、イエス・キリストは、平平凡凡であるところに深遠があり、平等があるのだ。