ぶしゅうこうひわ
02 跋
02 ばつ
初出:「武州公秘話」中央公論社、1935(昭和10)年
書き出し
「蓼喰う蟲」以後の谷崎君の作品は、残りなく通読しているつもりでいたが、この「武州公秘話」だけにはまだ目を触れていないのであった。谷崎好みの題材を谷崎式手法で活写しているだけで、この怪異な物語に私は驚かされはしなかったが、この老作家の老熟した近作中でも、筆が著しく緊縮していることが特に感ぜられた。のんびりしたところが皆無で窮屈そうである。似寄った変型愛慾の描写にしても、青年期のものには、わざと面白が…
猫のにゃんたろうさんの感想
谷崎君の武州公秘話が中心に進んでいく。いろんな作家たちとのつながりもあってゾクゾクしちゃいました。