青空文庫

「手紙雑談」の感想

手紙雑談

てがみざつだん

初出:「中外商業新聞」1936(昭和11)年12月24日~26日

坂口安吾11

書き出し

(上)スタンダアルやメリメのやうに死後の出版を見越して手紙を書残した作家がある。私も少年の頃はさういふ気持が強く一々の手紙に自分の存在を書き刻むやうな気持であつたが、その努力が今ではすべて小説にとられ、手紙は用件を書きなぐるのが精一杯で、死後の出版を見越した魂胆は微塵もない。自分の存在を書残したい願望は誰の心にもあることで、日記なり手紙なりに思のすべてを書きとめようとする努力は極めて自然なものであ

2020/10/26

yopparariさんの感想

悪口とか嫌なこととか書いてる時の坂口安吾が一番好き おもしれー

1 / 0