青空文庫

「お喋り競争」の感想

お喋り競争

おしゃべりきょうそう

初出:「時事新報」1936(昭和11)年12月16日~18日

書き出し

一この九月末宇野浩二氏から電話がきた。私は生憎不在だつたが、至急の話があるから今夜か明朝会ひたい、訪れてほしいといふのであつた。なんの話か見当がつかなかつたが、私はその月の文芸通信に、牧野信一の自殺にやゝあてはまることを題材にした小説を書いた。見やうによつては確にさしさはりのある題材だから、その話かも知れないと思つた。尤も其小説は急所のところがひどい伏字で、私の方では伏字の部分を書くために他の五十

2020/11/03

19双之川喜41さんの感想

 饒舌は 屈折した心理が下敷きにあるという 人生の機微をわかっているだけに 十倍喋り作戦で 先制攻撃するのには 吹き出してしまった。 安吾は 良い人だなと しみじみ思った。

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